【返報性の法則】知ってると得をする、販売の心理学1
こんにちは。
Marketing Stock管理人です。
今日は簡単でシンプルだけど、使うととても強力なある法則についてお話しようと思います。
その前に、ひとつ質問なのですが、
あなたは今まで何かプレゼントをもらったり、プレゼントを渡したことはありますか?
そして、そのお返しをしたりされたりしたことはありますか?
おそらく人が生きていくうえで誰もがこのようなことは日常的に経験することと思いますが、
これこそが人間関係を円滑にし、ビジネスもうまくいく法則なのです。
人は他人から何らかの好意的な行為(プレゼントや相手への心づかい、ようするに相手が喜ぶこと)をされると、
なんらかのお返しをしないといけないという心理が働きます。
そして今度は逆に相手に何かお返しをする行為をします。これを好意の返報性といいます。
私たちは意識的にせよ無意識的にせよ、数多くの場面でこの返報性の法則を使っています。
例えば、スーパーでの新発売キャンペーン。店の人がおひとついかがですかと商品を進めてきます。
ひとつ二つ食べると、何か買わないと悪いような気がしてついつい商品を買ってしまう。なんてことがありますよね。
スーパーに限らず例えば通販の世界でも
無料サンプルプレゼントでおなじみの再春館製薬など化粧品や健康食品・
サプリメントなど多くの販売に利用されています。
このことを知っておくと、企業がなぜ多くの無料サンプルプレゼントなどのキャンペーンを
大々的にやっているのかがわかります。
無料でサンプルをもらった見込み客は、なんらかのお返しをしたくなる本能に従って、
何ももらわない人よりも商品を購入する確率は高くなります。
これを人間関係に利用すると、日ごろから人に親切にしておけば何かのときに周りの人から助けられる確率は高くなります。
ですが、あまりにも打算的にやるのはどうかと思います。
というのもはじめに無料サービスで見込み客を集めて、
最終的に法外な高額商品を売りつける業者もいますので、気をつけないといけません。
大事なのはこの法則を知った上で、打算的にではなくたとえお返しをしてくれなくても、
自分は人に対していつも何かよいものを提供できるということが大事なのではないかと思います。
私の周りにいる運のいい人や成功している人は、ほとんどが周りの人に何か与える
という提供の精神を持っています。
普段から周りの人が困っていたら手助けをしてあげたり、
なにか心遣いをしたり、ささやかなプレゼントをしたりする。
でも、自分は何も提供をしないのに欲望ばかり強くて
人に要求ばかりする人っていますよね。
そんな人には、周りは何かしてあげようとは普通思いません。
これも返報性の法則ですね。
いずれにせよ、この法則を知っていれば
無料にだまされて、後々高額商品を購入することがなくなると思いますし、
上手に活用すれば、ビジネスにおいても人間関係においても、
周りの人々も自分も幸せにできるのではないかと思います。
いかがでしたでしょうか。
今回は販売心理の第一弾としまして、
返報性の法則についてお伝えしました。
今後もこのような販売や人間関係を円滑にするような心理効果についてお伝えしていく予定です。
ぜひぜひご期待ください。
今回もお読みいただきありがとうございました。
ではまた。