【ハロー効果】出身校や外見で判断してしまう心理

あなたは出身校で人を判断した事がありますか?

例えば、東大を卒業した人物と、
かたや誰も知らない三流大学を中退した人物
がいるとしましょう。

さてどちらが優秀なビジネスマンだと思いますか?

もちろん、優秀な大学を出ているからといって、
必ずしもその人が優秀なビジネスマンとは言えません。

ですが、なんとなく、東大出身という事で、ビジネスにおいても
非常に優れていると思い込んでしまいませんか?

なにも出身校に限ったことではないですが、
ブランドもののスーツを身にまとったビジネスマンと
かたや、よれよれでしわだらけのスーツのサラリーマンでは、
同じ能力であるとしても容姿などの印象によって、
能力に差があるように思えてしまう事があります。

このように、人が物事の評価をする際に、
その評価がある特長に大きく左右される心理的な現象を
“ハロー効果”といいます。

マーケティングにおいては、このハロー効果はよく使われています。

ハロー効果の活用方法

あなたがなにかの商品を販売する場合、
そこにハロー効果を使うとすれば、どのような方法があるかお伝えします。

1)その道の専門家、権威ある人または団体から推薦をもらう。

または、監修してもらう。または、専門家や権威ある人の著書から引用する
(その専門家や権威のある人は、有名でなくても構わない。)
例えば、このバナー広告もそうです。

atpi

その道の大家(アトピーの専門家)とその写真による権威性によって、
この記事の信頼性を高めています。

ほかには、書籍の帯に有名人や専門家の推薦文が掲載されているのも、
こういった権威性を利用して、信頼性を高め、購買につなげるためです。

例えば
「●●研究所の調査結果によると、このサービスを導入後
△△%もの企業の実績が■■%アップしたとのデータがあります。」

3.)誰もが認める歴史上の偉人が残した名言・格言や思想を引用する。

偉人の名言格言を引用するのは、自分の主張を補強するためです。

権威ある人の言葉を借りることで、自分の主張の価値を高め、信頼してもらう効果があります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、人が物事の評価をする際に、
その評価がある特長に大きく左右される心理的な現象”ハロー効果”について、
概要と使い方をお伝えしました。

ハロー効果は広告だけでなく、WEBサイト、販促ツール、営業トークにも使えますので、
是非あなたのビジネスにも活用してみてください。

以上ここまで。

本日もお読みいただきありがとうございました。
ではまた。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です