通販チラシ分析14 ヘアカラートリートメント

こんにちは。
Marketingstock管理人です。

いつもこのブログをお読みいただき、ありがとうございます。

今回は白髪染めの通販チラシを分析してみました。
四コマ漫画の説明がとってもわかりやすく参考になりました。

それでは、さっそく見ていきましょう。

表面
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表面分析

1.キャッチコピー
白髪染めは痛む!お金がかかる!と思っていませんか?
HRKヘアカラートリートメントなら
白髪染めであなたをもう悩ませません!

白髪染めは痛む!お金がかかる!(白髪染めの悩みを訴求)
HRKヘアカラートリートメントなら(商品の提案)
白髪染めであなたをもう悩ませません!(解決策を提示)
という構成になっている。
そして、具体的な解決策と従来の髪を染めることの問題点との比較を漫画で表現している。

自宅で染める場合
美容院で染める場合
HRKヘアカラートリートメントで染める場合を漫画を使って比較し、
商品の優位性とベネフィットを訴求している。

●簡単に染まってとっても便利
●1本でOK!だから経済的!
これが、美容室に行って髪を染めたり、自宅で染めることに対する優位性であり、ベネフィットになっている。

2.証明
実際使ったらどうなるのかを実際に使った人の写真で紹介している。

まず見出し
白髪染めのお悩みをまるごと解決します!
「うるプラ美人ヘアカラートリートメント」
では、チラシ一番上のキャッチコピーに対して表現を変えているが、言っていることは同じ。

このように、大事なことは何回でも伝える必要がある。

商品説明
上記で漫画を使って優位性を訴求しているが、このパーツではそれをさらに具体的に写真を用いて説明している。

右のパーツでは、
「40秒に1本売れている」「累計販売本数55万本突破」
と記載されている。

なぜこれを記載しているのかというと、
多くの人が使っている→いい商品に違いない
と思わせる効果がある

ようは、商品に対する不安・不信感を払しょくする効果がある。
ちなみに、「多くの人が使っているし、自分も使わなきゃ」と思わせる心理テクニックは、バンドワゴン効果といい、このチラシも含め多くの通販広告で使われている手法である。

さらにその下、初回限定、50%OFFと記載されている。
これは定期購入を促す要因になっている。

裏面

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裏面分析

キャッチコピー
一度使うと、もう手放せない!
お喜びの声が続々と届いています!
裏面のキャッチコピーであり、
お客様の声のパーツの見出しになっている。

キャッチの下のリード文
「HRK「うるプラ美人ヘアカラートリートメント」のご愛用者より
毎日のように届く、お喜びの声をご紹介いたします!」
と記載されているが、上のキャッチとともに多くの人が使って喜んでいるという事実を訴求している。また、沢山の声が届いていることの証明として、大量のはがきの画像を掲載している。

お客様の声
ここでは、左側にビフォーアフターの写真と商品を使った感想、
右側に手書きの感想を掲載している。

ビフォーアフターや手書きの感想商を掲載することで、商品に対しての心理的不安を引き下げ、商品の良さを証明している。

商品の特徴
ここでは5つの特徴が記載されている。
特徴1が染まる仕組み
特徴2が髪を美しくする美容成分
特徴3がダメージケア成分
特徴4が香り成分
特徴5が安全性
について記載されている。

特徴としてはこの5つくらいが見込み客にとってはちょうど把握しやすいと思う。
また、特徴としてはどれも大切だが、特に肌の弱い人、敏感肌の人にも購入してもらうためには、具体的にどのような成分を使っていませんと安全性宣言することで、購入の際の心理的不安を和らげる効果が期待できる。

オファー

テレビCM大ヒット御礼キャンペーン

全国でTVCM放送中 累計販売本数550000本突破
と記載されている。

これは、裏面のキャッチ
一度使うと、もう手放せない!お喜びの声が続々と届いています!」また、チラシ表面の
40秒に1本売れている
と同様、「多くの人が使っているからいい商品に違いない」「自分だけ取り残されたくない」
「みんなが使っているから自分も使ってみたい」という心理(バンドワゴン効果)を利用し、購買への動機を高める効果がある。

また、その下にはでかでかと50%の記載がある。
他のジャンルの通販商品に関しても言えるが、初回に関しては無料にしたり、ありえないほど低価格で商品を提供している。初回だけで考えるとあきらかに儲からないもしくは赤字だと思われるが、なぜこのように低価格で提供するのかというと、一回使った人がその後、何回かリピート(定期購入)してくれることを想定しているから。
リピートしてくれることでちゃんと利益が取れる仕組みになっている。

右側には、主婦Aさんが美容室で髪を染めた場合として一か月15000円かかるところを、
この商品なら1本でできて、節約できるというベネフィットを訴求している。
この”節約”というキーワードが、ターゲットである主婦の心に響くのであろう。

レスポンスデバイス
電話、ファックス、HP、携帯で申し込みできるようになっている。
スペースの問題で申し込みはがきはついていないが、申し込み方法はできるだけいろいろあった方がその分、購入の機会を増やすことになる。

最後に
いかがでしたでしょうか?
今回のチラシは漫画をうまく活用している例として取り上げました。

他のジャンルでも4コマ漫画などを使ったチラシを見ることがありますが、
今回のチラシのように商品を使った場合と使わない場合などを漫画で比較しているチラシはあまり見たことがなく、勉強になりました。

是非参考にしてみてください。

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