チラシやセールスレターの効果的な書き方(その1)

どうすれば効果的なチラシやレターを書くことが出来るだろうか?
どうすれば見込み客を行動させることが出来るのだろうか?

つい最近、この悩みを解決する本にめぐりあうことができましたので、
情報をシェアをしたいと思います。

その本のタイトルは、
確実に販売につなげる驚きのレスポンス広告作成術
(岩本俊幸著 同文館出版)

著者は、デザイン製作会社の社長として20年以上もレスポンス広告を手がけておられ、
本の内容も日々レスポンスを実践されている方だけあって
広告に対する考え方、作成方法などが具体的で、
とても得るものが大きい書籍だと思います。

特に参考になったのが、この本の中でAUMFA(あうむふぁ)と呼ばれる
効果的な広告作成方法です。

売れる広告というのは、いろんな要素のパーツで構成されていて、
それがプラモデルのように組み合わさっています。

この本では、それぞれの要素の頭文字からAUMFAと名づけています。

この法則をチラシや、メルマガ、DM、販売サイトに使うことで
あなたも、確実に販売につなげることが出来ます

では、早速説明していきましょう。

AUMFAとは、以下の7つの要素の頭文字で、
消費者を行動させるための流れになっています。

A awake感情を呼び起こす

U  understand 理解を深める

M memory 記憶に残る

F fade 矛盾や葛藤を解消する

A action行動を喚起する

具体的に説明しますと

A awake感情を呼び起こす

これはアイキャッチの部分になります。

1.ターゲットの約束
2.シーンを想像(未来、過去)
3.数字の活用
4.お客様の声の活用
5.子供を前面に
6.シズル感
7.斬新な特徴
8.にぎやかさ、楽しさ
9.一番の打ち出し(業界初、地域一番、日本初、日本上陸)
10.新しいを簡潔に(新規オープン、リニューアル、新発売)
11.ユニークさ(独自性、希少性)
12.ターゲットが気になるメッセージ
13. 顧客支店の比較
14.こだわりを一目で

U understand 理解を深める

●詳しく分かりやすく伝える
1.他社にない商品の利点
2.特徴を分かりやすく(チャート、グラフ)
3.原材料、産地の詳しい説明
4.こだわりのポイントを数字で
5.季節商品、限定商品をアピール
6.「ここが違う!」をアピール
7.新商品、人気商品、看板商品をアピール
8.選択肢で選びやすく(松竹梅)
9.人気ランキング
10.【悩み」【不安」【不満」を顕在化
11.商品製造プロセス・開発準備プロセス
12.サービスの流れ

●安心感を伝える
1.社長・店長の顔・プロフィール
2.スタッフの顔、声
3.店内の様子を詳しく見せる
4.スタフブログへの誘導

M memory 記憶に残る

●時間の流れで表現する

1.会社、店の歴史
2.社長、店長のこだわりや生き様
3.商品開発の苦労
4.生産者の声
5.業界の歴史

●広告誌面上で体験してもらう

1.チェックリストで試す
2.問題を解く

F fade 矛盾や葛藤を解消する

●圧倒的な証拠を見せる

1.取り扱い数、展示数を強調
2.実績(販売数、取引数、経験年数、創業年数)
3.おきゃくの疑問を先に予測し、解消(Q&A)
4.お客の声、体験談を多数掲載
5.お客の事例を実績として紹介
6.ビフォーアフターを実績として明示

●保障する
1.多くの保障
2.保証書の明示
3.返金保障の明示
4.保守、メンテナンスの詳細

●権威付けをする
1.賞状、証明書、受賞暦
2.資格、認定書
3.芸能人、著名人、業界有名人の活用
4.推薦
5.マスコミ掲載記事の二次利用

A action行動を喚起する

●今すぐ!!購入、来店の動機付け
1.期間限定、数量限定表示
2.お試し、モニター期間中
3.金券、払い戻し

●お申し込みはとっても簡単
1.手続き、お申し込みの簡単さ
2.地図を分かりやすく記載

●レスポンスデバイス
1.注文、資料請求の間口を多数設置
2.電話、フリーダイヤル、WEB検索

●オファーの選択
資料請求用の小冊子、ガイドブック内容の詳細を掲載

●クーポン券の活用
1.クーポン券を数種類用意
2.クーポン券を数枚用意

(ここまで)

広告を作成するにあたって全ての項目を盛り込むのは大変かもしれませんが、
今まで反応のなかったチラシや販促物、メルマガ、販売サイトなどに
活用してみてはいかがでしょうか?

他にも、この法則を使った事例や
SED(セールスエンジニアリングデザイン)という独自の手法などが書かれており、
広告に限らず、ブログやメルマガにも応用できそうです。

以上ご参考まで

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です