広告費を無駄にしない!チラシ制作前に明確にすべきポイント

「せっかく作った広告が反響がなかった!」とお嘆きのあなた!

レスポンス広告を作る前に絶対外してはならない、
明確にしておくべきポイントがあるのをご存知でしょうか?

これを曖昧にすると反響が得られることは決して得られません。

では、そのポイントとは何なのか?
具体的にお伝えします。

これを知っておくことで、
反響の得られるチラシをどうすれば作れるのかが分かり、
無駄な広告費をかける必要もなくなります。

反応がない理由

なぜ、あなたの作ったチラシに反響が無かったのでしょうか?

上手くいっていない場合の大半は
戦略の間違いに在ります。

例えば、
商品サービスで提供できる価値がと
ターゲットが合致していなければ、
そもそも売れることはありません。

このような問題がなぜ起こるのかというと、
冒頭でお伝えしまし
「作る前に明確にしておくべきポイント」
を抑えていないからです。
そのポイントとは何なのかを
これから説明していきます。

私自身、これまでレスポンス広告について
色々と生び実践してきた中で分かった
「広告を作る前に明確にすべきポイント」
をお伝えします。

明確にすべきポイントとは以下の3つです。

1.マーケティング戦略を明確にする

2.誰が誰にどのような内容を伝え
最終的にどのような行動をさせるかを明確にする

3.媒体の選定
 配布時期(タイミング)
 訴求ポイント
 オファー
を明確にする

では、具体的にご説明いたします。

1マーケティング戦略について

1-1.なぜ戦略が大事なのか?

・戦略とはゴールを達成する方法

・戦術は具体的に何を行うか
になります。

戦術が間違っていても戦略が正しければ戦術をカバーできますが、
戦略が間違っていれば戦術では戦略の間違いをカバーできません。

例えば、山登りに例えますと、

どのルートで行けばいいのかを考え
るのが戦略、
具体的にどのような道具を用意するのか、
登山の時の具体的な方法が戦術、
上るまでの地道な行動が戦闘

に例えることができます。

この場合、山の頂上を目指すのに違う山のルートを選んでいたら、
道具をいくらそろえても、目指すべき山の頂上にはたどりつけません。

1-2.マーケティング戦略を立てる手順

次にマーケティングの戦略について説明していきます。

1-2-1.そもそも何のためにチラシを作成するのか?目的(ゴール)を明確にする

何のために広告を打つのか?
広告を打つことで得たいゴールを明確にします。

チラシからの問い合わせを増やすのか?
来店させるのか?
WEBへ誘導させるのか?

また、具体的にどれくらいの数値を達成したいのかを明確にしてください。

1-2-2.リサーチを行う(3C分析)

SC分析とは、
Customer
Campany
Conpetiter

これらの3つの頭文字をとったものでマーケティング戦略の基本となる者です。

1-2-2-1自社分析

自社の商品サービスの
価格帯、機能、ターゲット
商品サービスの強み弱み、など
明らかにする

1-2-2-2顧客分析

あなたの商品サービスを購入してくれているお客様の傾向を明らかにする

年齢、性別、悩み、ライフスタイル
趣味嗜好、平日休日の過ごし方など
できるだけ明確に詳細に明らかにする。
どんなことに悩んでいて、
どんなことに喜び悲しみ怒り不安を感じているのか?
価値観を探る

ターゲットの悩み、不安、痛み、本音、興味、関心ごと、ライフスタイル、などをリサーチします。

1-2-2-3競合他社分析

競合他社分析では、
競合の商品サービスの価格帯、提供している価値、ターゲット、ビジネスモデル、販売チャネル、マーケティングの方法について調べていきます。

ちなみに競合と一言で言っても、
大別して
直接的な競合
間接的な競合
の2種類ありますが、

直接的競合の商品・サービスの特長、スペック、ベネフィット、優位性、強み、弱み、USPなどすべて洗い出す。

上記の3つの視点から
自社の商品サービスが、ターゲットのニーズやウオンツに合致し、
競合に勝てる方向性を出します。

1-3.訴求ポイントを抽出する

チラシは紙面が限られますので、言いたいことをすべて伝えることができません。そこで、訴求ポイントを絞る必要があります。

では、どのように絞るかですが、次のような方法で行います。

ターゲットが求めているニーズ、他社の手薄なところ、自社が他社よりも勝っていてターゲットのニーズにこたえられるものが合わさる部分を訴求ポイントとして選び、チラシで訴求する内容を整理する。

2.誰が誰にどのような内容を伝え
最終的にどのような行動をさせるかを明確にする

2-1.広告作成の最も基本的な3つのポイント

誰が誰に?
何を?どんな価値を提供するのか?
どのような行動をとってもらうのか?

これで、大体大まかに広告の内容をまとめておき、
後ほど詳細に広告を作っていきます。

3.媒体の選定

3-1.媒体について

今回はチラシを想定していますが、
扱う商品サービスによってどのような媒体が最適か変わってきます。
必ずしもチラシでなければならないということもありませんし、
新聞広告でないといけないということもありません。

どのような媒体がよいか判定する方法としては、
既存のお客様に、御社の商品サービスを何で知ったのかをヒアリングしてみるのが一番確実な方法です。

何をきっかけに知ったのかが分かればその媒体にお金をかければ、さらに知ってもらうことができますし、逆に他の媒体を使っていたけどほとんどみられていないのであればそこにお金を使うのはムダになってしまいますので、媒体の選定も非常に重要なポイントとなります。

3-2.広告を打つタイミング

折込チラシの場合、その地域にもよるとおもいますが、
反応のいい曜日、反応の悪い曜日があります。

これは折込広告を扱っている代理店に聞いてみるのが早いかもしれません。
しかし、実際にやってみないと分からない部分がありますので
小さくテストしてみるのも一つの方法です。

3-3.オファー

レスポンス広告においてオファーはかなり重要な役割を持ちます。
オファーの良しあしによって反応率も変わります。

3-3-1.オファーに必要な4つの要素

オファーに以下の要素を盛り込むことをおススメ致します。
なぜなら、この4つの要素を盛り込むことで見込み客が
あなたの商品やサービスを買わずにはいられなくなるからです。

理想は、申し込まないと絶対に損すると思わせるようなオファーを用意することです。

簡便性(早い・簡単)
希少性(限定性 人数、個数、期間の限定)
特典(プレミア性)
保証(満足いかなければ全額返金など)

以下はここ数年で集めた通販チラシを集めた専門サイトです。
どのようなオファーがあるか一度ご覧になってみてください。
  

http://ad.marketingstock.biz

チラシで訴求すべき内容等を整理してまとめる。

次にやるべきことは、3C分析によって導き出した戦略、チラシに盛り込むべき内容、媒体についてなど、
上記全ての情報を以下の項目にまとめることです。

・広告の目的
・ターゲット
・商品の内なる驚異(強みを生み出す独自資産、ノウハウなど)
・競合の状態 競合商品の打ち出し方、特徴、売り文句、売り方など
・競合に対する優位性、他社製品にはない独自性
・消費者のインサイト 商品を知る前のネガティブな心理、購入を阻害する心理、ニーズやウォンツ
・広告によって得たい反応
・商品のスペック、利点、ベネフィット
・最も大切な提案(最も訴求すべきポイント)
・信頼性を得るための根拠や証拠
・オファー内容

上記の内容をA4用紙に1枚~2枚程度のブリーフとしてまとめます。

なぜ、この作業が必要なのかというと、
社内、外注さんとの情報のやり取り、意思疎通がスムーズになりますし、
実際の広告制作時に掲載する内容がぶれたりするのを
防ぐメリットもあります。

最後に

いかがでしたでしょうか。
今回は反応率がないとお嘆きの方に、
チラシ制作の前に明確にしておくべきポイントをお伝えしました。

作る前に十分なリサーチと戦略を構築し、見込み客に伝えるべき情報を組み立てなければ、
広告を打っても無駄になりますので、今回お伝えしたことをぜひ参考にしてみてください。

次回は、ブリーフとしてまとめた情報をもとにチラシを作成していく過程をお伝えしたいと思います。

本日のお読みいただきありがとうございました

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