マーケティングって何?

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001 マーケティングってなに?
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マーケティングって言葉は、
社会人であれば日頃よく聞く言葉だと思いますが
そもそもマーケティングってなんでしょうか?

「広告をうつことかな?」
「市場調査じゃないの?」
「セールスの事では?」

色々な意見が出てきそうですが、
広告も市場調査もセールスも
マーケティングの一部分でしかありません。

ではマーケティングとは具体的には何のことか?
よく分からないという方も多いのではないでしょうか?

ちなみに日本マーケティング協会によると、
マーケティングの定義は
「企業および他の組織がグローバルな視点に立ち、
顧客との相互理解を得ながら、公正な競争を通じて行う
市場創造のための総合的活動である」
だそうです。

正直これでは何かよく分かりにくいですね。
一言で言うならば
消費者のニーズを聞き取り、相互理解を得ながら、
商品やサービスを販売していく行為のことです。
お客さんの満足(顧客満足)を得ることによって
リピートが発生し、市場(market)が形成されるのです。

もっと簡単に言えば
お客さんが抱えている問題を解決し、
満たされない欲望をかなえてあげることにより
販売する側も儲かり、お互いがWIN WINになる
仕組みのことではないでしょうか?

このお客さんが抱えている問題、
満たされない欲望をかなえるツールが
商品やサービスなのです。

このようにお客さんの欲しいものを造って売る
これをマーケットインといいます。

逆に、メーカーさんの考えで多いのは
いいものを作れば売れる。
作りたいものを作って売る。

これはお客さんの気持ちが後回しになっている状態
どちらかといえば企業のエゴを
お客さんに押し付ける様な状態です。
これをプロダクトアウトといいます。

こちらが作り手(メーカー)であれば
ついついプロダクトアウト的な発送になりがちですが
大事なのは
「お客さんの欲しいものにフォーカスする」ことです。

私自身、仕事で広告やらパッケージのデザインを制作する際
自分の作りたいようにやり、結果失敗するケースもありました。
逆にエンドユーザーの事をよく考えて
制作したものは成功しています。

作り手もですが、売り手に関しても特にセールスに関しても
こちらからの押し付けにならないように
常にマーケットインの考えを忘れないようにしたいものです。

まとめ
マーケティングとは
消費者のニーズを聞き取り、相互理解を得ながら、
商品やサービスを販売していく行為

プロダクトアウト思考から
マーケットイン思考へ

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