
こんにちは。
Marketingstock管理人です。
いつも記事をお読みいただきありがとうございます。
今回は、有名なオールインワン化粧品の通販チラシを分析してみました。
(※独断による分析ゆえ、絶対これが正しいというわけではなく、間違っている部分があるかもしれませんが、あくまで参考といくことでご覧ください)
ではさっそく見ていきましょう。
表面
裏面
このチラシを分析してみました。
表面分析
1.キャッチコピー
目元、口元、ほうれい線。
お客さんの顔のパーツごとの写真がドアップで掲載されていて、中央のコピーとともにいやでも目が行ってしまう。
見込み客が、新聞折り込みのチラシをチェックするとき、1~2秒くらいでそのチラシを読むか読まないかを判断するといわれている。そこで、まずは目に留まる、目立たせる必要がある。
目立たせる目的に関しては、このチラシは確実にクリアしている。
それと、顔のパーツに上向きの矢印があるが、だれが見てもこの矢印はこの商品を使うことで、ハリが出て目元、口元、ほうれい線に効果があるのだろうと思ってしまう。
しかし、体の変化を謳うことは薬事法によって規制されている。ところがこのチラシでは、チラシの右上に「※矢印は使用方法であり、効果効能を表すものではありません」と記載されていて、薬事法に引っかからないように巧みに回避している。
2.見出しコピー
「これ1個で年齢肌に.ハリ」
→この商品のベネフィットを端的に表している。
3.実績と特長
累計販売個数 2000万個突破記念 リニューアル新登場
→過去に2000万個も売れたと記載することで、
まだ購入したことがない人に多くの人に支持されていることをアピールし、
さらに従来のものと比べ250%コラーゲン量が増量していることで、
新規申し込みへの欲求を喚起している。
4.商品説明
オールインワンで叶える潤いバランス
化粧水+乳液+クリーム+美容液+パック+化粧下地
お「6つ」の機能と潤いバランスをギュッと一つにしたパーフェクトワン。
年齢を重ねた肌のため、長年の研究から厳選した植物などを独自に配合しました。ハリあふれるツヤ肌へと導きます。
5.オファー
本日より15日間限定!…限定性を持たせ、行動を促している。
はじめてご利用の方限定…対象を明示している。
3台キャンペーンとして
1.3390円→3675円 315円OFF
2.送料630円→0円
3.小花柄ポーチプレゼント
通常価格よりも945円お得で、ポーチもついてくるという内容だ。
6.レスポンスデバイス
ここではフリーダイヤルとFAX番号が記載されている。
また、キャンペーン番号が記載されており、どの媒体から問い合わせが来たかを計測できるようになっている。レスポンス広告では、必ずこのようにレスポンス率が計測できる仕掛けがされている。
裏面分析
7.キャッチコピー
年齢に応じたお手入れはじめましょう
エイジングケアはこれ1つで!
→今まで化粧水やクリーム、乳液、化粧水などいろいろ使っていたのが、
この商品1つだけでできるという簡便性、エイジングケアできるというメリットを表現している。
8.商品説明1
●商品説明左側
イメージ写真
6つのメリットとして
ハリ、ツヤ、潤い、ふっくら、キメ、保湿が記載されている。
また、6つの機能として化粧水、乳液、クリーム、美容液、パック、化粧下地
と記載されている。
見出しコピー
「1つでハリ・ツヤ・潤い!オールインワン美容液ジェル」
ボディコピー
エイジングケアは、毎日のお手入れが大切と私たちは考えます。「パーフェクトワン」は、スキンケアに大切な補水+保湿とエイジングケアの役割を果たすために大切な成分をこれ1個にギュッとつめこみました。6つの喜び、6つの機能と潤いバランスを備えた美容液ジェル。スキンケアの機能と潤いが1つになったパーフェクトワンで、ハリと潤いのある若々しい印象の肌へと導きます。
このコピーの構造を分析してみた。
エイジングケアは、毎日のお手入れが大切と私たちは考えます。
→問題提起
「パーフェクトワン」は、スキンケアに大切な補水+保湿とエイジングケアの役割を果たすために大切な成分をこれ1個にギュッとつめこみました。
→問題解決・商品の提示
6つの喜び、6つの機能と潤いバランスを備えた美容液ジェル。
→商品説明
スキンケアの機能と潤いが1つになったパーフェクトワンで、ハリと潤いのある若々しい印象の肌へと導きます。
→Aを手に入れてBという結果(理想的な未来)を手に入れるという構造になっている。
A(スキンケアとエイジングケアの解決策であるパーフェクトワン)
B(ハリと潤いのある若々しい印象の肌へ)
商品説明2 右側
ここではハリと潤いの2つの特長に分けて記載されている。
9.●ハリ
見出しコピー
コラーゲン量250%に!若々しい印象のハリ肌へ
浸透型カプセルコラーゲンを含む5種類のコラーゲン配合
→この商品でなぜハリのある肌になるのかを説明している。
浸透型カプセルコラーゲンはこの商品にしかない成分である。
ボディコピー
パーフェクトワンには、コラーゲンを小さなカプセルに閉じ込め角質層へ浸透しやすくした「カプセルコラーゲン」を配合。ふっくらとしたハリを与えます。また潤いを閉じ込めるコラーゲンも配合。肌表面を潤いヴェールで覆い、与えた潤いを保ちます。毎日お使いいただくことで、エイジングケアのポイントとなる若々しい印象のハリ肌へと導きます。
このボディコピーの構造を分析してみた。
パーフェクトワンには、コラーゲンを小さなカプセルに閉じ込め角質層へ浸透しやすくした「カプセルコラーゲン」を配合。
→この商品独自の成分であるカプセルコラーゲンの説明
ふっくらとしたハリを与えます。
→カプセルコラーゲンによって、得られる結果、ベネフィットを表す。
潤いを閉じ込めるコラーゲンも配合。
→その他のコラーゲンを説明
肌表面を潤いヴェールで覆い、与えた潤いを保ちます
→その他のコラーゲンの仕組みと得られる結果、ベネフィットを表す。
毎日お使いいただくことで、エイジングケアのポイントとなる若々しい印象のハリ肌へと導きます。
→使用方法を提案し、それによって得られるベネフィット(理想的な未来像)を提示している。、
これら見出しコピーやボディコピーを見てみると、
単なる機能説明ではなく、その機能や成分により、結果的にどうなるのか、何が得られるのかをきちんと明示しているのが分かる。
10.●潤い
見出しコピー
保湿成分17種類も増えた!肌に嬉しい!潤い!
計40種の美容液成分!
肌への潤い機能の理由として、
保湿成分や美容成分の量の多さをアピールし、肌にしている。
ボディコピー
長年の研究と成分のこだわり、保湿成分の説明が記載されている。
品質・こだわり
パラペン無添加、合成香料無添加、合成着色料無添加との記載があり、
商品の安全性をアピールしている。
品質向上のために大学と提携していること、研究している風景を掲載して、
商品の信頼性を高めている。
11.お客様の声
ここでは3人の声が掲載されている。
この3人というのは意味があって、、
女性誌などで、使用者インタビューなどがよく掲載されるが、
そこで掲載されているのは、だいたいが2人でもなく4人でもなく、3人である。
なぜ3人なのかというと、
1人では孤独
2人では対談
3人が友人、仲間
4人が派閥、グループがイメージされるそうだ。
なので、3人という数が一番読者にとって共感を得やすい数になっている。
では、お客様の声の内容を一人づつ見てみよう。
●一人目
見出しコピー「これ1個で若々しい印象です。」
ボディコピー
「浸透型カプセルコラーゲンってことばにピンッときて使い始めました。す~っと浸透して、しっとり潤うんですよ。ハリもでてプルン!とした感じがとっても気持ちいい!お金も時間も節約できるエイジングケアってステキですね。」
使い始めたきっかけ→使用感とベネフィット→結論
という構成になっている。
●二人目
見出しコピー「簡単だから、毎日エイジングケア!」
ボディコピー
ゆっくりお手入れしたくても、子育てに追われてカサカサが気になる一方。パーフェクトワンはササッと塗るだけで毎日のお手入れ完了!!子どもにも「お母さんの肌すべすべでキレイだね!」て褒められちゃいました(笑)子育てママにぴったりのスキンケアですね。
今までの悩みを開示(読者から共感を得る)
→解決策を提示→ベネフィットを提示→結論
という構成になっている。
●三人目
見出しコピー「エイジングケアはこれ1つ」
ボディコピー
ぷるぷるのジェルがとっても気持ちよくて、「今までの苦労は何だったの!?」って思うほど気持ちが楽になったんです。以来、スキンケアはパーフェクトワン1つだけ。ハリ不足が気になっていた年齢サインにも、二度塗りしています。
使用感とベネフィット→結果→使い方を提示
という構成になっている。
12.オファー
本日より15日間限定!…限定性を持たせ、行動を促している。
はじめてご利用の方限定…対象を明示している。
3台キャンペーンとして
1.3390円→3675円 315円OFF
2.送料630円→0円
3.小花柄ポーチプレゼント
通常価格よりも945円お得で、ポーチもついてくるという内容だ。
13.レスポンスデバイス
フリーダイヤルとFAX、ハガキで申し込めるようになっている。
また、キャンペーン番号が記載されており、どの媒体から問い合わせが来たかを計測できるようになっている。レスポンス広告では、必ずこのようにレスポンス率が計測できる仕掛けがされている。
最後に…
今回は、人気オールインワン化粧品の通販チラシについて分析してみました。
本日もお読みいただきありがとうございました。
ではまた。