【書籍要約】お金をかけずにお金を稼ぐ儲けのアイデア発想術

お金をかけずにお金を稼ぐ【儲け】のアイデア発想術(岩波貴士著)

●商品+教育のビジネスモデル
ヤマハ ピアノの販売+音楽教室

●商品+レシピ型
油絵用具+油絵入門DVD

●本体+消耗品型ビジネスモデル

●抱き合わせ販売・ばら売り
セットで売る、シリーズで売る、小分けで売る

●お金が小さく見える人を相手にする
困りごとの程度と出費の抵抗は反比例する
困っている人間は行動的になる。

「あったらいいな」ではなく、
「あったら買いたいな」という商品。

健康・美容・安心・儲け話・ステータス・優越感

●フロントエンドとバックエンド

宝石をたくさん持っている客に宝石箱を売る
ペット用のミネラルウォーターの宅配ビジネス→宝石の販売も手掛ける

●ルールを知り、チャンスを広げる
法改正の動きのある業界はもうかる

弁護士、行政書士など「法律の盲点講座」のようなもの

●ナンバーワン戦略を利用する。
人は一位のものに興味を示す
何かの分野に絞ったセグメントで一位になる。

想像によって一位を名乗る。
●商材を0.03秒で手に入れる。
写真→制作一瞬、権利は一生

広告担当者に需要のあるテーマ
コールセンターのイメージ写真
ビフォーアフター用素材
人物の背景用素材
4コマ風に組み合わせるストーリー解説用素材
地域別の道大木k利用するための案内に使うための道案内用風景写真

●自腹を切らないで済む方法を提案

下着メーカーのトリンプは夫や彼氏に下着を購入させるおねだり機能を付けている。
→出資者と利用者を分けて考える

会社員が経費で落とせる商品

●アイデアを大きく利用するための4つの応用
1.このアイデアを不動産関係の仕事に応用できないか
2.このアイデアを法人相手の仕事に応用できないか
3.このアイデアを継続的な取引に応用できないか
4.このアイデアを権利化できないか

●物語性を伝えて売る

●TV番組の取材は「視覚に訴える情報」を提供してくれるとことに集まる

●人件費をかけない経営スタイルにする

●携わる商品の「黄金比」を割出し、開発やネーミングに活かす

●競い合いを演出し、集客力を高める
例:金融業界  姉妹店との連合広告
→紙面上の活気を演出、客を集めやすくするl
どっちを選んでもグループの利益になる。

ランチェスター戦略では、1位が74%のシェアで独占的強みが生じるが、その業界全体に対する世間の関心が薄れる。
→広告紙面でライバルを用意し、競い合いを演出させる。

●欠点をセールスポイントに変える
人手不足で土のついた野菜を販売
→とれたての野菜を畑から直接お届け

例:時代遅れのサイズの大きいラジオ→「大きくて高齢者にも使いやすい」

例:古めかし物件→ヴィンテージ、アンティーク、レトロ

例:明らかに高い広告を金持ち経営者に売る→「この商品は高くて購入者が少ないため、利用していただければ確実に目立ちます」

例:難点がある商品→訳あり商品として売る

●ビジネスは洋風や科学的なイメージで展開する

例:キッコーマン→洋間にあうように白の卓上容器を販売

例:足つぼマッサージ→中国や台湾のイメージではなく、「英国式」とうたうことで、スタイリッシュなイメージに

例:メイク、エステ→リハビリメイク、免疫エストといった医療風のネーミング。美に関するものにおいてはイメージ+科学性が消費者の関心を引く

例:カタカナ用語や学術用語を使い、科学的に思わせる。
→「マイクログラインド製法による○○」「人間工学に基づく○○技術」

●女性をターゲットにリピート性のある商品を狙え

●平均的人間がお金に対してリアルに計算が立つのは、自身の一か月分の給料の額まで。
高額商品は分割払いで売る。
例:クレジットカード、自動引き落とし
郵便振替用紙を利用した入金方法
直接郵便局員と和違和できることで、安心する高齢者。
銀行が少ない地域

●AKB48のファンづくり戦略を導入する
お客様参加型で、お客の積極性を作り出す

例:赤ちゃん雑誌で、出産後の赤ちゃんの写真を掲載する企画を実施

多くのお母さんは、わが子の掲載誌を親戚に配るため、複数購入する。
類似の企画としては、ペット雑誌や趣味の雑誌など

例:ユニクロの悪口言って100万円
→1万件のクレーム。その中から貴重な意見をもとにサービスを改善

例:セミナーの集客力を高めるために、当日の参加者がほかの参加者にメッセージを伝えることができる発表の時間、名刺交換の時間を設けている。

●事実や能力を「認定」するサービスを提供する。
人に認められて位という承認欲求を満たすサービス

●文学作品など著者が死後50年以上たったものは著作権が切れている
命日 データーベース
没年月日 一覧
などで検索

法律の条文や事実、政治家の演説は原則として著作権がかからない。
→これらに付加価値を付けて売る。

加工方法としては、音声化、文字おこし、映像化などの二次利用。外国の作品なら語学用として。

●香りには著作権はない。ブルガリ、シャネルといった商標は使えないが、同じ調合で作った
香水自体は権利なし
●軍事産業に学ぶ知恵
地雷を作っている企業が、戦争後地雷除去機を独占販売
(マッチポンプ商法)

●指摘+改善商品
例:風呂釜の汚れ落とし
例:ポットの汚れ落とし

●オリジナル商品を作り、汎用品では代用できない「それ専用の関連商品」を売る
例:盗難防止用の特殊なボルトとそれ専用の工具を販売。

●アイデアとは何か?

アイデアは間に入れるもの「愛」だ。
現状と理想をつなぐもの
つなぎ合わせる、結合させるものがアイデア

アイデアとは課題を解決するための記憶と記憶の組み合わせ
「○○するためには、○○を○○すればいいんだ」という気づきは、すべて言語で表現される。
つまり、何かに気づくとは「言語による特定」ができたということ。

アイデアは言語の中にあり、言葉の組み合わせにより生み出せるもの。

●情報収集について
提供につなげない勉強は趣味である。
得た情報を「活用する」「伝える」ことを意識すれば、前提となる情報の選別力や吸収率は飛躍的にアップする。

情報を得るための最良の方法は「情報を提供する」こと。

学んで終わってしまったら、世の中に何か提供したかを考えると評価はゼロ!
世の中に対し、何らかの新しさを提供する姿勢が大切。

●今日において、「価値ある情報」とはどんな情報か?
→活字になっていない情報
この話は活字として世の中に存在する情報か?

●「着眼」と「気づき」を分けて考える
世の中に不足している「マイナス」状態のものを察する感性。
ないものを発見するには、「気づく」「感じ取ること」が必要になる。
気づきは内側から芽生えるような感覚。

通販、思想、教育、エンターテイメント業界からは学ぶところが多い

●情報分類について
学問の基礎は「比較」と「分類」

著作権には、編集著作権が存在するように、情報は分類整理することで新しい価値になる。
並べ方や選択自体に価値がある。

●メガサンプル発想法
大量のサンプルに触れ、アイデアを誘い出す

以上、今回は
お金をかけずにお金を稼ぐ【儲け】のアイデア発想術(岩波貴士著)
の内容についてご紹介しました。

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