【書籍要約】お客のすごい集め方
この本はダイレクトレスポンス広告の作成の仕方についてわかりやすく語られている。
また非常に読みやすく、1時間ほどで完読した。
レスポンス広告の制作の仕方についての本はほかにもいくつかあるが、
その中でも、私が読んだ中では一番簡潔にわかりやすく説明されていると思う。
広告に必要な要素として4つ挙げられているが、シンプルでわかりやすいので、
チラシだけでなく店頭ポップ、看板、ホームページなど様々な広告媒体に応用が効く。
●反応率を高める4つの武器
結果…ベネフィット
実証…結果を導くデータ、しくみ
信頼…第三者の評価、権威、マスコミ、実績、創業年数
安心…お客様の声
有名企業は信頼、安心の部分はなくていい→ブランドに集約されているから
●ターゲットについて
第一ターゲット…今すぐ○○を使いたい人
第二ターゲット…○○を変えたいけど、どの○○にしようか迷っている人
第三ターゲット…ほかの○○には興味あるが、今は○○を変えようとは思っていない人
確実にレスポンスをとるには、第一ターゲットをしっかり押さえること
「こんな方におすすめ」という囲い込みコピーで第二、第三のターゲットに訴求する
ニュース性をキャッチコピーにし、結果(ベネフィット)のパーツをコピー周りで訴求する。
●写真とデザインとコピーで第一ターゲットを押さえる。
●色使いについて
レスポンス率を高めるには暖色系を使う
高級感やクール感を出すときは寒色系
●申し込みスペース
オペレーター写真は目線ありの美しく清潔で健康的で優しそうな女性を選ぶ
人物写真をメインに扱う広告は、読者に目線を合わせる。
ただし、対談シーンや高級感を出す、誰かに語り掛ける場合は目線をそらす方が自然な印象を与え
る。
●ボディーコピーは一行あたり30文字くらいにする
●ページものでレスポンスを狙うなら、左開きの横書きではなく、右開きの縦書きにすべし
●店頭のデザイン 「4」+「1」
結果(ベネフィット)…おすすめ商品、価格
実証(メリット実現のための具体的な工夫)…作り方、こだわりなど
信頼(第三者の評価)…専門家のコメント、創業年数、マスコミ掲載)
安心(お客様の声)…来店客の声
+
ニュース…期間限定メニュー、割引サービスなど
●のぼりはボロボロになったまま放置しておくと、不潔、儲かっていない感を出してしまうので、
交換用に二枚用意し、まめに洗って店の清潔感を出すこと
●中が見えない店は、「安心」を訴える工夫をすべし
店内写真、メニュー、価格、スタッフのコメントなど
●最終的には、レスポンス広告を卒業しブランド広告を目指す。
→なぜなら、レスポンス広告は「売り」を狙うあまり、信頼や憧れを構築することに不向きだから。
ステップ1.レスポンス広告
ステップ2.レスポンスブリッジ広告
ステップ3.ブランド広告
●ブランド広告を作る場合大切なのは、イメージポジショニング
以上、今回は
お客のすごい集め方 (ダイヤモンド出版 阪尾圭司著)
をご紹介しました。