
広告表現でかわいいとセクシーが使われている理由とは?
あなたがこれまで見てきた広告の中で、
とくに好感を持った広告はどんな広告でしょうか?
たとえば、動画広告元年と呼ばれた2013年には、
国内外で最も人気だった動画はこれでした。
こちらは、赤ちゃんの動画
かわいいといえば、動物の赤ちゃんも非常にかわいいですね。
あと、猫の変な寝相とか(笑)…
また、アメリカの映画専門サイトが、毎年恒例の
「今年の最も美しい顔100人」というランキング動画を発表しており、
ネット上でも多くの話題を集めました。
これら、多くの方が話題にした動画は、
「かわいい」、「美しい」、「セクシー」といった
イメージを有効活用していることが分かると思います。
なぜ、「かわいい」、「美しい」、「セクシー」といったイメージが良く使われるのか?
それは、広告効果が高いからです。
3Bの法則について
なぜ、広告効果が高いのかというと、
理屈ではなく、私たちが本能的に惹かれるものだからです。
ちなみに、広告表現では常識とされている法則があります
●美人(Beauty)
●赤ちゃん(Baby)
●動物(Beast)
この3つは好感をもたれやすく、広告表現として効果があるとされています。
Beauty・Baby・Beastの3つの頭文字をとって【3Bの法則】と言います。
Beauty
まず美人について。
男としては、きれいな女性、セクシーな女性に目が行くのは当然のこととして、
同性である女性もきれいな女性には好感を持ちます。
なぜって?
それは読者である女性自身がきれいになりたい、表紙のモデルのように美しくなりたいと思っているからです。
書店に行って女性誌の表紙特にファッション雑誌を眺めてみてください。
全て美しい女性が表紙に載っています。
イケメン男性でも載っていてもよさそうなものなのに、ほとんどが女性のモデルか女性の有名人です。
これは、女性誌が共感と賞賛を狙っているからです。
一方、男性をターゲットにした雑誌はどうでしょう?
男性が表紙を飾ることもあれば、女性が表紙に載っているのがいくつもあります。
特にバイクや車の雑誌を見てください。なぜかビキニの美女が表紙に載ってたりします 。
これは、車がほしいという欲求の裏には
「車に乗ってイイ女とドライブしたい。
あわよくば、そのあと二人っきりで…」
というよこしまな?欲望を刺激するからなんですね。
ちょっと横道にそれましたが、
何を言いたいのかと言いますと、男も女もきれいな女性というのは広告表現として効果があるということです。
この女性の美しさを広告で使わない手はありません。
ちなみに例外として、女性自身、週刊女性、女性セブンなどは、女性ではなくイケメンの男性や今話題の人が多いです。
これは、芸能人の裏ネタ、下世話なゴシップ情報を知りたいという欲望にフォーカスしているからです。
Baby
では次、赤ちゃんについて。
赤ちゃんを見て憎たらしい、けがらわしいと思う人は誰もいません。
なぜなら、赤ちゃんには邪心がないし、ちょっとあいつをだまくらかしてやろうかなどという
大人が持っているどす黒い大便のような汚い心もなく、純粋無垢で見る人に笑顔と癒しを与えてくれるからです。
広告表現においては、ベビー用品は当然として、子供を持つお母さんに向けての商品などの訴求に効果があります。
Beast
最後に動物
これはペットを飼っている人ならわかりますが、
もう動物というよりは、自分の家族と接しています。
自分の子供以上にかわいがる方もいます。
それほど動物好きな人からすると、人間以上にかわいいと思っている人もいます。
ためしにユーチューブで動物関連の動画を見てください。本当にたわいのないものでも、多く閲覧されているのが分かります。
つまり、かわいい動物も広告表現として非常に効果があるといえます。
3Bの法則で使える完全無料の画像サイト
参考に3Bの法則で使える完全無料の画像サイトをご紹介しましょう。
●フォトAC
http://www.photo-ac.com/
●足成
http://www.ashinari.com/
●ぱくたそ
https://www.pakutaso.com/
商用でも無料で使えますので、ぜひ参考にしてみてください。
まとめ
今回は広告効果を引き上げる3Bの法則についてお伝えしました。
ちなみに、もし広告やWEB媒体で3Bの法則を使うとします。
その際、チョイスする写真どれがいいかな?と迷うときがあると思います。
そんなときおすすめなのがA/Bテストです。
ご参考までにイメージ画像のA/Bテスト事例についての記事を見つけましたので、ご紹介します。
https://ferret-plus.com/90
http://www.mizeni.com/articles/ab-testing-images
以上ここまで。
お読み頂き、ありがとうございました。
では。